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darlirin

監督:ウェス・アンダーソン
脚本:ウェス・アンダーソン ロマン・コッポラ
キャスト: オーウェン・ウィルソン エイドリアン・ブロディ ジェイソン・シュワルツマン アンジェリカ・ヒューストン アマラ・カラン カミラ・ラザフォード イルファン・カーン
2007 アメリカ

■Story

父の死をきっかけに疎遠になっていたホイットマン3兄弟だが、長男フランシス(オーウェン・ウィルソン)の呼びかけで一緒にインド旅行に出かけることになる。だが、それぞれマイペースな兄弟達は、お互いを思いやる事をせず、思いつくままに行動しては行く先々でトラブルばかり起こしてしまう。

■Review

他にも気になる作品がある中、時間の都合上この作品をチョイスしたんだけれど…コレが大正解。ウェス・アンダーソンって今まで何とな~く敬遠してたんだけれど、こんな素敵な作品を作る人だったなんて、うれしい発見!これからは俄然チェックしますよ。

生命力に溢れたきらびやかなインドを舞台に、ゆるやかに流れる家族再生の物語。

のっけから、ダージリン急行内の様子に思わずブラボー!と叫びたくなる。
古びた感じの車両に、インドちっくなインテリアや装飾、毅然としたインド人車掌、インド美人…何もかもが素敵で、目を奪われてしまう。きっとアメリカ人の目から見たイメージになってるんだろうな~とは思うけれど、いかにもインド的な雰囲気を味わえて、私はご満悦でした。実際に、あの車両の内装やなんかは、この作品のためにデザインされたものなんだそう。

主役のホイットマン3兄弟は、仕切り屋の長男、ちょっと神経質な次男、女好きの三男…というようなキャラ付けがされているけれど、基本はみんな同じって感じがします。それぞれ自己中心的で、子供じみてて。序盤はどちらかと言えば景色の方に目を奪われて、そんなキャラクター達にあまり入れ込めなかったけれど、問題を起こして列車を追い出されてからは、グイグイ引きこまれてしまった。

言葉も通じない田舎の小さな村で葬式に参列したり、母親に会いに行ったりする内に…すこしず~つわだかまりが溶けていくんだよね。急激に成長したり大人になる訳じゃないけれど、ほんのちょびっとだけれど、それでも確実に何かが変わっていく彼らの様子が、見ていて微笑ましい。途中までずっと「そんな邪魔なバッグはとっとと捨ててしまえっ!」と思いながら観ていたけど、最後の最後に本当にバッグを捨てて走り出す彼らの姿を見たら、なんだか目頭が熱くなってしまった。これでようやく父親の死という過去から抜け出せて、前を向いて行けるんだなぁって。

外見的には全く似てない3人なのに、次第に本当の兄弟っぽく見えてくるのは不思議。
こんな兄弟もアリかなぁって思っちゃう。主演の3人はそれぞれ似合ってるけど、特にエイドリン・ブロディが妙にハマってる感じがして好きです。

ナタリー・ポートマンやビル・マーレイのカメオ出演も効いてて嬉しい。
ビル・マーレイなんてほんとにちょっとだけのシーンなのに、妙に気になる存在でオイシイですよね(笑)列車の客車の中で次々に色んなキャラが登場するシーンにもしっかり出てました。このシーンの演出は、とってもお気に入り!

全体的に色の使い方が素敵です。前半の鮮やかな列車や街の様子と、後半の小さな村での白を基調にした様子が、対になっているのも面白い。香水や香辛料、お香など、匂いのキーワードが多くて、画面からは匂いさえ漂ってきそう。音楽もGood!特にエンディングの「オー・シャンゼリゼ」が最高~!

☆公式サイトはコチラ



この人のお話は、家族(とくに“父”)がキーワードかといつも思います。邦題は忘れましたが、“Life Aquatic”という作品もけっこう好きです。
【2008/04/03 10:25】 URL | めがね #-[ 編集]
めがねさん、コメントありがとう。
私はお初だったけれど、過去作品の紹介を読むと、いつも「家族」
がテーマみたいだね。何となく、もっと気取った感じなのかな、
なんて勝手に思いこんで敬遠してたけど、もったいなかったかも…。
前作は『ライフ・アクアティック』だよね。
観たいものリストが全然消化できてないんだけど、機会があれば
ぜひ見てみます。
【2008/04/03 12:54】 URL | Nyaggy #-[ 編集]
v-234Nyaggyさん、なますてっ。
やっぱり旅ムービーはいいですねー。
いかにもアメリカ人が思い描くインドという感じでしたけど、タージマハルだとか王道の観光コースとは違っていたのがまたおもしろかったです。
そうそう、思いのほかエイドリン・ブロディがハマってました♪
テネンバウムズもアクアティックも気に入ってまして、ウェスっちはアメリカの監督の中ではお気に入りの一人ですー。
【2008/04/03 23:15】 URL | かえる #-[ 編集]
かえるさん、なますてー。
さすがに、タージマハルは出てこなかったですね~。
インド人が見たらクレーム出ないのかな?って思うシーンも
あったけれど、個人的には楽しかったです。

そうそう、エイドリアン・ブロディ良かったですね!
意外と、コミカルな演技がイケますねぇ。
かえるさんもごひいきの監督さんとのことで、私も今後は
ウェス・アンダーソン作品はチェックします~!
【2008/04/04 12:45】 URL | Nyaggy #-[ 編集]
Nyaggyさん、こんにちは。
すっかり春ですね~。
でも、春だと思って思いっきり薄着で自転車に乗っていたら
夜はかなり寒かったです(涙)

この作品、スワロもかなり好きです。
悠久のインド。
インドに行ってみたくなってしまいました。

>というようなキャラ付けがされているけれど、基本はみんな同じって感じがします。
>外見的には全く似てない3人なのに、次第に本当の兄弟っぽく見えてくるのは不思議。
同感です!!
スワロも最初、「この兄弟似てねぇ~」って思っていましたけれども(苦笑)、
いざ、物語が進んでいくと似たもの同士で妙に波長があっていないようで合っているんですよね。
人物像の描き方がとても巧いと思いました。
【2008/04/04 18:10】 URL | swallow tail #-[ 編集]
スワロさん、こんばんはっ♪
昼間は春って感じなのに、朝晩寒いですね。
着るものが微妙に難しい~。

インド!
外国人の目線から、いかにも魅力的に描かれてましたよね。
他の国が舞台でも通用する話だけど、今作に関しては、これが
インドだからこそ余計に良かったんだなーと思います。

そうそう、人物の描き方が上手いですよね。
>似たもの同士で妙に波長があっていないようで合っている
って、本当にそうですね!波長が合ってるんだ~。
子供っぽい彼らに自然と愛着が沸いて、お気に入りの作品となりました。
【2008/04/06 20:27】 URL | Nyaggy #-[ 編集]














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まさに珍道中。 長男フランシスの呼びかけで、次男ピーターと三男ジャックのホイットマン3兄弟は、インド北西部を走るダージリン急行で旅をする。ウェス・アンダーソン印の旅ムービーだなんて、そりゃあもうワクワク。それも行き先はインドだなんて、私にとってはすご かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY【2008/04/03 23:08】
原題:THE DARJEERING LIMITED 製作年度:2007年 製作国:アメリカ 上映時間:91分 監督:ウェス・アンダーソン 原作:―― 脚本:ウェス・アンダ... スワロが映画を見た【2008/04/04 18:10】
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