
監督:パーベル・ルンギン
脚本:ミハエル・ドゥナエフ ルシンダ・コクソン ハーベル・フィン
キャスト: エブゲニー・ツィガノフ ビクトリア・トルストガノバ ビクトリヤ・イサコバ ミリアム・セホン アレクセイ・コルトネフ アレクセイ・ペトレンコ イーゴリ・チェルニェビチ
2007 ロシア
■Story
1920年代のニューヨーク、カーネギー・ホール。その夜、ロシアから亡命したラフマニノフ(エブゲニー・ツィガノフ)のNY初のコンサートが開かれていた。そこで大成功を収めた彼は、全米中を巡るコンサートツアーに乗り出す。だが、長いツアーの中で故郷ロシアへの望郷の念と、新しい曲が作れないことへの焦りが彼を苦しめていく…
■Review
ラフマニノフの音楽をちゃんとそれと認識して聴いたのは、『シャイン』が初めてだったと思う。
私は普段からクラシックをきちんと聴く習慣は持ち合わせてないし、詳しい知識もないけれど、それ以来ラフマニノフという名前はちょっと特別な存在だった。
全編ロシア語なんですが、トーンが耳に心地良くって好き。
妻がセルゲイ、と呼びかけるときの声とかね。
肝心のお話の方は、結局のところよく分からないまま終わってしまった感があります。
あまり多くの説明はなく画面から想像するような作りで、しかも時代が交錯しながら進むので、少々混乱してしまった。ラフマニノフの生涯について知っている人から見たら、そうでもないのかもしれないけれど…。そんな中で最後に、(まんま伝記ものとして見る気は無かったとは言え…)「史実とは一部異なる映画的演出があります」〜みたいなテロップがわざわざ出たので思わず、んん??となってしまったよ。「不滅の名曲の誕生秘話が、今明かされる」っていうキャッチコピーは、イマイチずれてるような気がするけどなぁ。
部分的に好きな場面もあるけれど、全体としてはやや消化不良な感じ。
亡命した後でも、彼の音楽のルーツは故郷ロシアの大地にあったというのはすごく伝わってきたんだけれどね。冒頭のカーネギーホールでのエピソードもとても素敵なんだけど、あれは史実なのかな?
そうは言っても、作品を彩る音楽は、やはり美しい〜。
主演のエブゲニー・ツィガノフをはじめ、キャスト陣も良かったです。
後から調べたんだけれど、ラフマニノフ本人にどことなく面影が似てますね。
『シャイン』のサントラは死ぬほど聴いたけど、ちゃんとしたラフマニノフのCDが欲しくなりました。たくさんありすぎてよく分からないので、どれがいいのか目下検討中。
☆公式サイトは
コチラ