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konya

監督:ニコラス・トゥオッツォ
キャスト: ダリオ・グランディネティ メルセデス・モラン ウリセス・ドゥモント パブロ・ラゴ バンド・ビリャミル オスカル・アレグレ
2004 アルゼンチン

■Story

鉄道で栄えたアルゼンチンの小さな町で、利益が見込めない路線の廃止が決定されてしまう。長年鉄道一筋に働いてきた男達は、もちろん納得できるはずがない。だが、鉄道員達の組合代表が自ら命を絶ち、その兄カルロス(ダリオ・グランディネティ)や他の仲間達も、結局は会社の出す条件を飲んで、職を辞さなくてはならなくなってしまう…

■Review

久しぶりのラテンアメリカ作品です。
前々から公開を楽しみにしてたので、名古屋で見られて良かった~。

リストラされた鉄道員達とその家族の生活が淡々と、そしてリアルに描かれているので、途中で少々退屈に感じてしまうかも。でも、ラストには爽やかなきらめきが。

話の主役となるのは、長年鉄道一筋に働いてきた職人気質の男達。たいした資格も持っていないし、リストラされたからといって、安定した再就職口を見つけることはなかなか難しい。そんな中、次第に家族との間にも摩擦が起こってしまう…特に、喘息の子供抱えるダニエルとその妻のエピソードは、見ていてツライです。

そういった状況が殊更重々しく描かれている訳ではないんだけれど、暗いニュースばかりで、倒産やリストラも当たり前の今の日本社会と重なって見えて、次第に気分が沈んでしまう。

でも、雨の中を走る3人の若者たちが、私の目をハッと覚まさせてくれた。
ゴメスが強盗に押し入ったその夜、彼らは倉庫の奥で眠っていた昔の車両を再び走らせることに成功します。列車が再び走ったという、目に見える事実としてはたったそれだけのことで、それ以上の奇跡的な変化は作品の中では何も描かれてはいません。でも、「出口はきっとある」と強く信じる彼らの気持ちは、鉄道員達の心を導いてくれたに違いない。

この作品を見ながら、しみじみと自分が年をとったなぁって再認識しちゃいました。
行動を起こす若者達よりも、リストラされた大人達の目線になって、一緒にぐるぐると出口のない迷路を彷徨っている気分だったんだもの。だからこそ、若者達の行動はひどく嬉しくて、希望に満ちた気持にさせてくれる。

黄と赤のカラーに塗られた列車が、かわいくって素敵。
役者さんもそれぞれハマってます。『トーク・トゥ・ハー』で新聞記者のマルコ役を演じたダイロ・グランディネティなんて、今作では出番の半分くらいひたすらトイレの壁を掘っているだけなのに、なんだかいい感じ。

☆公式サイトはコチラ



Nyaggyさん、こんばんは。
ジミジミな作品ですが、こういうのが日本公開されて嬉しいですね。
リアルでいたたまれなかったけれど、最後の息子たちの行動はファンタジー的な飛翔感があってとてもよかったですよね。
グランディネティって名前は覚えられそうにありませんが、久しぶりにマルコに会えたのも嬉しかった。
今年は去年よりラテンな映画が少ないですよねぇ?
(アメリカ映画に出ている場合じゃないよ。>バビ)
【2008/06/13 01:40】 URL | かえる #-[ 編集]
かえるさん、こんにちはー。
地道に全国のミニシアターで公開してるみたいです。
色んな人に見てもらって、アルゼンチンの空気を感じて欲しい~。

私もマルコの俳優さんの名前、なかなか覚えられません(笑)
一見知的な印象なのに、今回は全然違う感じの役でしたね、

そういえば、去年はラテン映画が豊作でしたものね。
そう思うと、今年はちょっと寂しいかも…。
ラテン系俳優が出世して大手の作品に出るもの嬉しいけど、
やっぱり地元の作品にも出続けて欲しいですよねぇ。
【2008/06/13 13:13】 URL | Nyaggy #-[ 編集]














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列車は走る姿が素晴らしい。地味だけど、胸をうつ群像劇。 アルゼンチンでは、91年からの鉄道の民営化で赤字路線が廃止され、多くの鉄道員が失業に追い込まれた。鉄道で栄えたとある田舎町では、路線廃止の決定が下され労使交渉していた組合代表が自殺する。この映画 かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY【2008/06/13 01:40】
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