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goya

監督:ミロス・フォアマン
脚本:ミロス・フォアマン ジャン=クロード・カリエール
キャスト:ハビエル・バルデム ナタリー・ポートマン ステラン・スカルスガルド ランディ・クエイド ミシェル・ロンズデール ホセ・ルイス・ゴメス マベル・リベラ
2006 アメリカ スペイン

■Story

18世紀末のスペイン。国王カルロス4世の宮廷画家として腕を振るっていたゴヤ(ステラン・スカルスガルド)は、娘イネス(ナタリー・ポートマン)を異端審問所に連れ去られたという商人から、神父であるロレンソ(ハビエル・バルデム)との間を取り持ってほしいと依頼される・・・

■Review

スペイン最大の画家、ゴヤが生きたのは18世紀末から19世紀前半の激動の時代だった。
ゴヤといえば、暗くて少し不気味なタッチの作品が印象に残っているけれど、あの時代を生きた彼ならば、それらの作品が生み出されるのは必然だったんだ。

悪名高いスペインの異端審問は、18世紀になってもまだ続いていたんですね…。
子豚の丸焼きが出てきた時にもしやと思ったけれど、そんな馬鹿げた理由で審問所に連行されてしまうなんて。異端審問やフランス軍の侵攻について大まかな知識はあっても、映像で改めて見ると、ものすごーく痛いです。その時代や状況によって、人の考えや正義なんて簡単に変わってしまうものだよね。スペイン人にとってはただの侵略者だったフランス軍だって、一般の兵士達は元々崇高な志を持って隣国に赴いたに違いないんだもの。次々に立場を変えていったロレンソ神父は、自らの行動も一因ではあるけど、結局はそれよりも大きな時代の流れに飲み込まれていってしまう。

神父の処刑方法が、『サルバドールの朝』で見たものと同じでした。
そんなに昔から伝統の方法だったんだ…。
実の娘がそれと知らずに処刑の様子を眺めているという構図は、皮肉だよね。
タイトル通り、全てを知っているのはゴヤだけ。

重厚な歴史ドラマに仕上がっていて、なかなか見応えがあるんじゃないかと思います。
ただ、人間ドラマとしては胸に熱く迫る感動はあまりなかったかも。公式サイトに書かれているような、神父と少女の秘められた愛…っていうのは、なんか違うと思う。権力や体制への憤りや悲しみは感じるけれど、登場人物たちに共感するというよりも、彼らが生きた時代をゴヤと一緒になって眺めている感じでした。

ハビエル・バルデムは、不気味な神父役がハマってますね~。
でも、『ノーカントリー』といい『コレラの時代の愛』といい、かなり濃い目のキャラが続いたので、正直今はお腹いっぱいという感じ。しばらくの間、ハビエルには会いたくない気分…(笑)たまには、ものっすごく爽やかな彼が見てみたい。

観る前はナタリー・ポートマンはどうかなぁと思ってたんだけど、なかなかの体当たり演技!
解放されてからの変貌ぶりには、ビックリ。
ゴヤ役のステラン・スカルスガルドが、良かったですー。
国王や王妃なんかは、ゴヤの描いた肖像画にかなり似せてましたね。

時代物らしく衣装や美術も美麗なんですが、一番の目玉は名画達でしょう。
話の途中やエンドロールでゴヤの作品がたくさん映し出されますが、時代背景を分かった上で作品を見ると、一層迫力があって凄まじいです。

☆公式サイトはコチラ



Nyaggyさん、こんばんは!
お久しぶりです。
最近・・・読書にはまってしまってブログをおざなりにしておりました(苦)
ちなみに今更ながら『ハリポタ』を読んでおります。

この作品、スワロの大好きなフォアマン監督の作品だし、
オスカー俳優のハビエルが出演しているしで超見たかった作品です!
横浜へ出かける時、わざわざこの上映時間に合わせて家を出たほどです(照)

でも、見てよかった!!
スペインの、カトリックのダークな一面を見ることができて単に知識を得られたのも良かったし、
映画としてもよかったし、
ハビエルの演技も文句なしによ良かった!!

でも、
>公式サイトに書かれているような、神父と少女の秘められた愛…
>っていうのは、なんか違うと思う。
はスワロも同感です。
たぶん、神父とイネスの関係はこの作品の中では刺身のツマ程度の要素だったろうし、
公式サイトを見ずに映画を見た自分としては
その文句を聞かなかったらそんなドラマチックな要素は無視していたと思います。
正直・・・なくてもいいような・・・
でも、異端審問の非人道性を表現するには十分ですけどね。
【2008/10/11 18:46】 URL | swallow tail #-[ 編集]
こんにちは♪ TB、コメントありがとうございました☆

なかなか見応えのある作品でしたね。
ちょっと辛かったけど、、、、
歴史物は時にこういう残忍な史実の場面に触れなければならないので
仕方ないんですが(^^;)

役者さんが素晴らしかったですね~
ロレンソもイネスも、それぞれあの役者さんでなければあそこまで
重厚なものにならなかったかもしれないですね。
ナタリー・ポートマンが年々体当たりで素晴らしい演技を見せてくれてるので
これからも楽しみです♪
【2008/10/11 19:56】 URL | non #FXbBe/Mw[ 編集]
スワロさん、こんばんは♪
おぉ~、読書の秋ですね!
ハリポタ、どうですか??
実は私も未読だったんですが、映画のストーリーが複雑で
難しくなってきたので、そろそろ原作を読んで理解を深めようかな~
…と、迷ってるところです。今なら中古で安く買えるし!

私もフォアマン監督とハビエル出演ということで、
今作は大変楽しみにしてましたっ。
『アマデウス』みたいに、登場人物に人間的な魅力を感じる部分が
希薄だったので、思ったほどの感動には至らなかったものの、
見てよかったと思える作品です。教科書を読むだけよりも、
映像をみて肌で感じる方が、心に残りますよね。

監督は、イネスと神父の出来事だけを語りたかった訳じゃないですよね。
でも、スワロさんがおっしゃるように、異端審問の非人道性を表現するには
効果的でしたねー。
【2008/10/12 22:44】 URL | Nyaggy #-[ 編集]
nonさん、こんばんは♪
歴史モノは衣装やメイクが魅力的なので好きなんですが、
どうしても戦争が絡んでくると、暗くなってしまいますね~…。

ナタリー・ポートマンって、どちらかと言えば堅い表情のイメージが
強くて、個人的にはちょっと苦手意識があったんですが、
今作での後半の変貌ぶりにはびっくりでした。
見るからに痛々しくて、同じ人物とは思えませんでしたね。
でも、赤ちゃんに対する表情はすごく柔らかくって、かわいかったな。
結構色んな役に挑戦しているみたいなので、今後も
活躍が期待できますね~♪
【2008/10/12 23:01】 URL | Nyaggy #-[ 編集]














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監督:ミロス・フォアマン  CAST:ハビエル・バルデム、ナタリー・ポートマン、ステラン・スカルスガルド 他 18世紀末のスペイン... Sweet*Days**【2008/10/10 12:48】
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