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alatriste

監督:アグスティン・ディアス・ヤネス
キャスト: ヴィゴ・モーテンセン エドゥアルド・ノリエガ ウクナス・ウガルデ ハビエル・カマラ アレナ・アナヤ アドリアナ・ヒル
2006 スペイン

■Story

17世紀スペイン。かつての栄光は翳り、帝国は衰退への道をたどろうとしていた。己の腕だけを頼りに生きてきた剣士アラトリステ(ヴィゴ・モーテンセン)は、戦士した友より託された息子を迎え入れるため、マドリードに戻る。そんな折、イギリスから来た二人の異端者を殺せ、という依頼が彼の元に舞い込むが、そこには宮廷を巻き込む陰謀が隠されていた…

■Review

スペイン語を話すヴィゴも素敵!
みすぼらしい格好をした無骨な剣士役なのに、思わずうっとり。

人気の長編小説の映画化とあって、ちょっと不安だったんですよね…。そういう意味では、登場人物が多く複雑なので、原作未読の私にはストーリーが分かりづらかったです。でも、場面ごとのディティールの描き方はすごく丁寧で、暗く澱んだ17世紀スペインの雰囲気が堪能できて良かった!

この作品、スペイン映画史上最高額の予算がつぎこまれたんですって。
「史上最高額の予算」っていう言葉にあまり良いイメージはないのだけれど、ハリウッド的な派手なエンターテイメントとは違って、地味ながらも丁寧に、歴史的背景に忠実に(アラトリステ自身は架空の人物ですが)作られていて、好感が持てます。

長槍同士の戦いって、ああいう感じなのね。
双方からくる槍の中をくぐり抜けて止めをさすなんて…と、思わず感心。
冒頭の川に潜んでの奇襲といい、坑道でのやりとりといい、戦闘の描写がきっとりとされていて、興味津々でした。剣術での決闘シーンも、面白い。スカッとするような痛快な冒険活劇ではないんだけど、こういうのも好き。戦い以外の場面でも、ベラスケスの絵画に見立てた場面とか、衣装や部屋の小道具なんかも良かった。

義を尊び、一途で不器用な男をヴィゴが魅力的に演じています。特に、想いつづけた女性との最後の対面は、ひどく切なくて美しく、素敵でした。最初アラトリステの役はアントニオ・バンデラスに…という話もあったそうなんだけど、ゾロのイメージもあるし、ヴィゴで正解。ヴィゴはスペイン語も流暢で、全然違和感なし!さすが南米育ちだわ~。これからも、たまにスペイン語作品に出てくれたら、ものすごーーく嬉しいのだけれど…と思ってネットを見てたら、ヴィゴは来年スペインで舞台をやるというネタを発見。コレ、すごーーーく見たいっっ!!

ハビエル・カマラはもっとクセのある役かなと思っていたけれど、意外と大人しめ。
ヴィゴの従者イニゴを演じたウクナス・ウガルデは『コレラの時代の愛』でハビエル・バルデムの青年時代を演じていたり、『宮廷画家ゴヤは見た』にも出ていたらしく(どの役だったか分からなかった)、これからも目にする機会が増えそうですね。

ただ、個人的には最後まで楽しめましたが、派手に盛り上がる場面はあまりなく、話の繋がりが分かりづらいので、ヴィゴのファンではなくて、その時代のスペインにも全く興味が無い…という方だと、少々退屈に感じてしまうかもしれません。

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