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jinseikanpai

監督:ガーボル・ロホニ
キャスト:エミル・ケレシュ テリ・フェルディ ユディト・シェル ゾルターン・シュミエド 
2007 ハンガリー

■Story

年金を頼りにつつましく暮らすエミルとヘディだが、家賃も滞りがちで、借金取りに負われる日々。ついには二人の大切な思い出のダイヤのイヤリングを手放すことになってしまい、エミルはある決意を固める。愛車のチャイカと共に、人生初の銀行強盗をするのだが…

■Review

81歳の夫と70歳の妻の逃避行・ロードムービー。
緑深い森が美しい。

生活苦で強盗や盗みを働くという話は、昨今では珍しくもなく、超高齢化社会を迎えつつある日本人にとって、年金問題は他人事じゃない。でも、この作品ではそういった社会的なテーマに焦点を当てているという訳ではなくて、夫婦の絆をメインに描いているのがいい。夫のエミルが強盗を決意したのだって、妻との思い出の大切なイヤリングを手放す事になってしまったのが、キッカケなんだし。

逃走劇の中で、旧友に出会ったり、警官との交流を深めたり…って感じのストーリー自体には目新しさはないのだけれど、この老夫婦がすごくかわいくって微笑ましいのです。エミルの強盗っぷりは、どこか間が抜けていてクスリとさせられるし、愛する夫と一緒に行く事を選んだ妻のヘディは、少女に戻ったかのような可愛らしさ。後々明かされる二人の出会いが、また素敵なんだよね~。最後のドライブに向かう二人が、車のシートに置いた手を重ねている所も好き。

もう一つの主役とも言える、1958年製チャイカもカッコイイ。そんな目立つ車で強盗はないでしょ…、って思ってたけど、最後まで大活躍でした。警察が乗ったタクシーでは登る事ができなかった崖を、スイスイ登っちゃう所は爽快!このチャイカ(ロシア語でカモメの意味)という車は共産党の党幹部が乗る高級車で、V8エンジン搭載なんだそうです。黒い車体にベージュの内装と、白いハンドルが渋くて素敵。きちんと手入れされたクラシックカーっていいなぁ。

逃走劇は数あれど、「海が見たい」という台詞で『ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア』を思い出す。もっとも、こちらのお話の中では、海の景色が出てくる事はないのだけれど。でも、なかなかいい感じのラストでした。

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