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身の周りで辛い知らせが続いたり、風邪をひいたりで、グラグラしてました。
秋って、好きなんだけどな。まだちょっと浮上しきれてない感じです。

さて。リオ・デ・ジャネイロで南米発のオリンピック開催ですね!嬉しい~!!
かなりタイミング外しちゃいましたが、改めて、おめでとうと言いたい。
東京落選は、日本人としてはガッカリなニュースだけど(個人的にはマドリードの落選も残念)、南米大陸初のオリンピックは楽しみです。オープニングセレモニーとか面白そう!

それにしても、ブラジルは2014年のサッカーW杯に続けてオリンピック開催だなんて、景気のいい話ですね。純粋にスポーツの一大イベントとしてはどちらも楽しみだけど、経済効果が○兆円…とかいう話には、正直ちょっとうんざりした気分。表には見えない部分で、必ずどこかにひずみや歪みがあるはずと勘繰ってしまう。というのも、1968年のメキシコオリンピックを前にした、トラテロルコ事件の衝撃が未だに私の中に残っているから。

私がトラテロルコの虐殺を知ったきっかけは、メキシコで見た"Rojo Amanecer"(ロッホ・アマネセール、直訳すると「赤い夜明け」)という映画でした。

1968年10月2日、メキシコオリンピック開会式のほんの10日前。
デモ運動のためメキシコシティのトラテロルコ広場に集まった学生達を、警察や軍隊が射殺するという痛ましい事件が起きた。多くの死傷者や逮捕者が出たが、当時の政治体制によって事件は隠蔽され、正確な犠牲者の数ははっきりとは分かっていない(政府の正式発表は数十人だが、実際は数百人規模と推定)…というのが、事件の大筋だと思います。メキシコにおける、天安門事件と言えるかも。軍や警察が自国の学生達に向けて発砲したということ、その事件を隠蔽し、直後に何食わぬ顔で華やかなスポーツの祭典を開催したこと、そしてそういった事をそれまで自分が全く知らなかったことが、ひどくショックでした。

その事件を元にした映画が"Rojo Amanecer"(1989年 メキシコ)。
話はほとんど、アパートの一室の中だけで進んでいきます。ごく普通のメキシコ人一家の、ありふれた平和な風景が、突然の銃声によって破られてしまう。アパートが隣接する広場で始まった銃撃戦が、アパートの中にまで押し入ってきて…という話。

壁にチェ・ゲバラのポスターが貼ってあったのも、最後に一人だけ助かった男の子が血の海の中を歩いて朝日を見る様子も、未だに目に焼きついている。Rojo Amanecer(赤い夜明け)というタイトルの赤は、血の色。当時の政権下では圧力がかかっていたために、撮影も極秘だったそう。そのために、アパートの一室の中の出来事、というスタイルになったとか。狭い室内での出来事で、外での出来事は音声だけなのに緊迫感があって、作品としてもよく出来ていると思います。ただそれより、これを見た時はとにかく、ものすごーくショックだったなぁ…。日本ではなかなか見る機会がないと思うけど、もし今後何かのイベントで公開されるようなことがあれば、多くの人に見て欲しいな、と思います。(You tube ではアップされてたけど、残念ながら字幕は無し。)

















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