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監督・脚本:ギジェルモ・アリアガ
キャスト:シャーリーズ・セロン キム・ベイシンガー ジェニファー・ローレンス ジョン・コーベット ヨアキム・デ・アルメイダ ダニー・ピノ ホセ・マリア・ヤスピク J・D・パルド ブレッド・カレン テッサ・イア
2008 アメリカ

■Story

高級レストランのマネージャーを務めるシルヴィア(シャーリーズ・セロン)は、行きずりの男性と関係を持ち、自傷行為を続ける生活を送っていた。ある日そんな彼女の前に、カルロス(ホセ・マリア・ヤスピク)というメキシコ人男性が現れた。彼は事故で重傷を負った親友から頼まれて、彼女を探しにやってきたと言うのだが…

■Review

ギジェルモ・アリアガの初監督作品。
思いのほか私好みの仕上がりで、嬉しい限り。
乾いた大地と空気の、なんとも美しいこと…!

時代や場所が交錯し、サスペンスタッチで物語が進みます。
最初は謎につつまれていた登場人物やエピソードが、次第に繋がって…という作りは『バベル』など今までの作品とも共通した手法。今作で核となるのは、2人の女性と3人の女優。母親役を演じた可憐なキム・ベイシンガーも素敵なのだけれど、思春期の娘・マリアーナ役を演じたジェニファー・ローレンスがとっても良かった。共感というのはちょっと違うけど、10代の少女の瑞々しさや潔癖さ、危うさが愛おしい。最後の方でマリアーナの抱える秘密が明かされることで、現在のシルヴィア(シャーリーズ・セロン)の姿にすんなりと繋がっていく流れは、お見事。あの日逃げ出してからずっと、内に闇を抱えながら孤独に逃げ続けてきたシルヴィアが、ようやく過去に向き合ったラストに静かに胸を打たれる。彼女の写真をずっと大事に飾っているサンティアゴの一途さにも、キュンとしちゃった。

本来脚本家として活躍してきたギジェルモだから、脚本の出来栄えはもちろん期待できていた訳だけれど、映像的にも非常に魅力的な作品に仕上がっていたことが嬉しい。行われているのはほんの些細な、人から隠れるような行為なのに、トレーラーがあるのは、地平線の見える雄大な美しい大地なんだもん。そして、ラストで主要人物達が空を見上げるようなカットがいくつも挿入される所が、これまた素敵なの。撮影監督はPTアンダーソン作品でもお馴染みのロバート・エルスウィット。ハンス・ジマーの音楽も合っていて良かった。

キャストは皆バッチリだったけれど、女優陣以外で一番気になったのは、サンティアゴの父親役のヨアキム・デ・アルメイダ。そうえいば『チェ 39歳 別れの手紙』にも出てたけど、妙に印象に残るルックスなんだよね。名前の表記がジョアキムだったり、ヨアキムだったりするけど、ポルトガル人なので正しい発音が分からない~。

メキシコでの撮影は無かったようだし、それらしい場面もほとんど出てこないのだけれど、まだ幼い娘のマリアが父親と一緒に働いていたり、サンティアゴの家庭がメキシコ系移民と推測できたり、ごく自然にそういう要素が入っているところもギジェルモらしい気がして、なんとなく嬉しい。

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