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監督・脚本:是枝裕和
キャスト:ペ・ドゥナ ARATA 板尾創路 高橋昌也 オダギリジョー 余貴美子 岩松了 星野真里 寺島進 富司純子
2009 日本

■Story

古びたアパートで秀雄と暮らす空気人形。秀雄は毎晩二人分の食事を用意し、同じベッドで眠る。ある朝、出勤の支度をする秀雄の傍で、人形は瞬きをする。男が出かけた後、起き上がって窓辺へと向かった彼女は、外の様子を見てキレイだと呟く。人形は心を持ってしまったのだ…

■Review

すこぶる評判がいいので、遅ればせながら観にいってきました。
彼女の目から見たこの世界は、なんて、美しい。
こんなに切なくピュアなラブストーリーを観たのは、いつ以来だろう?

人間関係が面倒だという孤独な男が手に入れた、空気人形。そんな人形が心を持ってしまった。目覚めた彼女が好奇心の赴くまま街へ出かける描写に、早くもワクワク。出勤途中の人々が急いで通り過ぎるゴミ置き場、列になって歩く子供達、孤独な老女と警察官。リー・ピンビンがカメラで切り取った東京の風景は、なんて美しくて魅力的なの。日が暮れて、何気なく入った小さなレンタルビデオ店で出会ったのがARATAだったら、そりゃあ一目ぼれもしちゃうよね。

恋をして、綺麗になりたいとお洒落をしたり、嘘をつくことも覚えた人形。必死でビニールの線?を化粧品で消す彼女が、なんともいじらしくて可愛かった。初めて知る世界のことに一緒にワクワクしたり、切ない恋に胸がギューってなったり。破れてしまったビニールに、純一(ARATA)が息を吹き込むところも良かったな。彼が貼ってくれたテープを、ずうっと大事にしている様子がまた可愛くて。だから、あのラストはあまりに切なくて泣きたくなる。人間は燃えるゴミで、空気人形は燃えないゴミなのだ。

詩みたいな作品だなって思った。詩のように、美しくて切ないファンタジー。
主演のペ・ドゥナも、ARATAも良かった!オダジョーも人形師が似合ってたし、板尾さんもやっぱりイイ。
何気ない小さな日常の景色が、なんとなく愛おしくなる。

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