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監督・脚本:ミア・ハンセン=ラブ
キャスト:キアラ・カゼッリ ルイ=ドー・ド・ランクザン アリス・ド・ランクザン エリック・エルモスニーノ
2009 フランス

■Story

映画製作会社のプロデューサーであるグレゴワールは、大量の業務に追われながらも、情熱をもって精力的に仕事をこなしていた。家に帰れば良き父であり、愛する妻と3人の娘に囲まれた幸せな生活を送っていたが、会社の経営は芳しくなく、重大なトラブルをいくつも抱えていた…

■Review

言葉は無くとも、そこにある空気が好き。
何気ない家の様子、日常のパリの街角や、バカンスで訪れたイタリアの陽光だったり。
子供達のふとした表情やしぐさも、すべてが愛おしい。
そして、時間が経つにつれ、その愛おしさがどんどん増してくるの。

映画愛と情熱にあふれたプロデューサーでありながら、同時に、良き父でもあるグレゴワール。トレーラーやフライヤーで予告されていたにも関わらず、彼の死にはやっぱり少なからずショックを受けたのだけれど、幼い子供や家族にとってはどれほどの衝撃だろうか。家族や友人達が、残された借金まみれの会社を必死に立て直そうとするも上手くいかず、結局はパリを離れることになってしまう。こうやって事実だけを並べると辛い状況なのに、それでも人生にはちゃんと意味も希望もあるんだよ、って無理なく思えるのが素敵なの。

キャストも皆良かったけれど、特に子供達がみんな生き生きとしていて、素晴らしい~。
『夏時間の庭』にも出てた長女役のアリス・ド・ランクザン、いいなぁ。ああいうヘアスタイル、憧れます。彼女が映画館に通って、監督や脚本家を目指す青年と交流を持つくだりが、とっても良かった。停電の夜のちょっとしたお楽しみも、最後に流れるケセラセラもお気に入り。ひどく淡々としているのに、どれも細やかで美しい情景ばかりなのだ。

とっても感覚的な映画だという気がするので、見るときの状況で感じ方がぐんと違うかも。
梅雨空のようにどんよりと湿っている訳じゃなく、カリブのように突き抜ける青い空でもなくて。
淡く柔らかい陽射しが、ただゆっくりと心に染みて行くような、静かな優しさがいい。

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