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監督:ミリアム・トネロット
2009 フランス

■Review

ネコの目を通して見る、人間世界。

フライヤーやサイトを見ると、猫の魅力を紹介した映画と誤解してしまいがちだけれど、実際には、猫との関わり方を通じて、人間社会をシニカルに見つめた作品。いろんな猫のエピソードが登場するけれど、水俣病の危険を最初に教えてくれたのも、彼らだったんだ。実験の犠牲になったり、時代の移り変わりによって虐げられたり、もてはやされたり。いつだって、自分勝手な人間の都合に振り回されてばかり。

日本のパートがたくさんあるのだけれど、妙に居心地が悪いというか、グロテスクに感じる部分が多くて。ネコカフェに通うビジネスマンより、公園でネコと生活を共にするホームレスの方がずっと人間らしく見えるのは、どうしてだろう。行き過ぎた(でも既に見慣れた)ペットブームとか、日本の情報番組の中で見たらさほど変に思わない光景でも、こうして外国人の視点から映画の中で示されてしまうと、改めて恥ずかしいと感じてしまう。

一番素敵だと思ったのは、イギリスの鉄道で働くネコの話。ネコ達は、ネズミや害虫などの被害から鉄道を守るプロなのだ。鉄道の民営化に伴って、会社からは無駄な経費=猫のエサ代も削減対象にされてしまうのだけれど、実際に現場で働く鉄道員達が、ネコ達の仕事をちゃんと認めて、敬意を払っている姿勢が嬉しい。ネコと人間が、お互いに認めっていると感じられる関係性は、まさに理想的じゃないかな。

猫の可愛さを満喫したい!っていう人にはおススメできないけど、シニカルながらもアニメーションを交えて観やすい作りになっていて、なかなか面白かったです。

☆公式サイトはコチラ



そうそう!!
ネコカフェにばかり気をとられててすっかり抜けてたけど、
ホームレスの方のほうがネコと認め合いながら生きてるような気がしたよ。
ネコとの関係に浮ついてない感じがした。
【2010/09/30 21:48】 URL | えりりん #-[ 編集]
>えりりん

コメントさんくす!
あのホームレスのおじさん、自然体に見えたんだよね。
うん、ネコ達と認め合っているのかも。
勝手な都合で、気軽にペットを捨てちゃう人もいれば
自分がその日暮らしでも、ちゃんと猫の面倒を
見てくれる人もいるんだよね。

自分でも反省するところがあって、見てよかったな~
って思ったよ。
【2010/10/01 12:29】 URL | Nyaggy #-[ 編集]














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