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監督・脚本:アルノー・デプレシャン
キャスト:カトリーヌ・ドヌーヴ ジャン=ポール・ルシヨン アンヌ・コンシニ  マチュー・アマルリック メルヴィル・プポー キアラ・マストロヤンニ  イポリット・ジラルド エマニュエル・ドゥヴォス ローラン・カペリュート エミール・ベルリング
2010 フランス

■Story

フランス、ルーべの街で暮らすアベル(ジャン=ポール・ルシヨン)とジュノン(カトリーヌ・ドヌーヴ)の夫婦。クリスマスを間近に控えたある日、妻のジュノンに重い病気が見つかる。そして迎えたクリスマスの日には、絶縁状態だった次男アンリ(マチュー・アマルリック)を含め、家族皆が揃うことになり…

■Review

全部が理解できた訳じゃない。
けれど、ふつふつと内側から湧いてくるような、この面白さはなんなの。

ハリウッドのホームドラマとは違って、ヴュイヤール家の人々はお互いに毒づいたり、憎みあったり、ハラハラする場面も多くて、ある意味、よりリアルな家族の姿と言えるかもしれない。でもそれが全然嫌な感じではなくて、カラっとした心地よさがあるの。温厚な父に王様然とした母、神経症的なところがある長女、いい年をしてうだつのあがらない次男、お人好しの三男…更ににれぞれの伴侶や恋人、従妹まで加わって繰り広げられる小気味のいい会話に、ワクワクしちゃう。

久しぶりに家族が揃ったクリスマスの夜、たとえば孤独な少年に突然友人がたくさんできちゃうような…そんな都合のいい奇跡は起きないけれど、人生ってそんなに捨てたものじゃないよね、って思わせてくれる。それぞれに問題を抱えた彼らは未熟だけれど、どうしようもなく愛おしい。そしてそれは、観ている私達も同じ。

特に、ラストが最高!!コイン投げの時のジュノンとアンリの、なんとも言えないあの表情ったら…!結果がどちらに転んだのか、見ている私達には分からないまま、余韻を残した引きが上手いなぁ。そして、エリザベートの最後の台詞(「もし私達をお気に召さぬのなら、これは夢とお考えを。それですべてが元どおり。」)がとっても美しくて、お気に入り。あれはシェイクスピアの「真夏の夜の夢」からの引用だったのね。

それにしても、マチューは本当に、愛すべきダメ男役がハマってました~。
ドヌーヴは言わずもがなの貫録だけれど、マチューの恋人役のエマニュエル・ドゥヴォスも、すこぶるカッコよかった!彼女が主演を努めた『キングス&クイーン』は未見だけれど、俄然観たくなっちゃった。

もっと歳を重ねてから観たら、また違う楽しみ方ができそう。
素敵なクリスマスを、ありがとう。

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