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アメリカ、家族のいる風景

監督:ヴィム・ヴェンダース
原案・脚本:サム・シャパード
音楽:T-ボーン・バーネット
キャスト:サム・シェパード ジェシカ・ラング サラ・ポーリー ティム・ロス ガブリエル・マン フェアルーザ・パーク エヴァ・マリー・セイント
2005 ドイツ アメリカ

■Story

落ちぶれた西部劇俳優のハワード・スペンス(サム・シェパード)は、映画の撮影現場を抜け出し、30年間一度も会っていなかった母親の元を尋ねる。そこで彼は母親から、彼の子供を妊娠しているという女性から20数年前に電話があったことを、思いがけず告げられることになる。自分に子供がいるかもしれないと知ったハワードは、かつての恋人(ジェシカ・ラング)がいたモンタナ州の小さな町ビュートへと向かう・・・

■Review

随分前から、公開を待ちわびてました~!!
公式サイトになかなか名古屋の劇場情報が載らなかったので、まさか飛ばされるんじゃ・・・とヒヤヒヤしてましたが、無事公開してくれてよかった!(でも東京での公開から2ヶ月後なんですが~。この時差はなんなんだと思うことしきり。)

やっぱり、ヴィム・ヴェンダースはいい!とにかくシーンの一つ一つが全部サマになってて、どれを取ってもそのままアートになっちゃいます。相変わらず、色使いが素晴らしい~。音楽もいい!

家族がテーマという意味では、『パリ、テキサス』と似通ってますね。どっちも主人公がダメ男だし。でも、今作の方が全体的に爽やかな感じかなぁ。特にラストが。

アールと口論して、一人ソファに座ってグルグル(実際にグルグル回ってるのはカメラだけど)しながらずーっと考え込んでたハワード。今までの30年間のこと、ひたすら考えて考えて・・・だからといって根本的に生まれ変われたりはしないんだけど(でもって、翌朝ドリーンに痛い所をつかれちゃうんだけど)、でも今までの人生の中で知りえなかった事を知って、彼の中でも「何か」が変わったんですよね。

ハワードが座ってたあの趣味の悪いソファの柄は、ずっと忘れないと思います。

サム・シェパードの顔に刻み込まれた皺が素敵。
俳優としては実は初見なのですが、何ていうか男っぽくてカッコイイ人ですね。

でもって、ジェシカ・ラングは文句なしに上手い!
バーでハワードに会ったときの表情とか、思わずハッとしちゃう。

サラ・ポーリーは元々大好きなんですが、今回の不思議系少女も似合ってました。彼女の演じるスカイは、なんかちょっと現実離れしたくらいの存在感で、映画の中ではある種天使みたいな(?)象徴的な存在として描かれているように思えます。

実は個人的に一番ツボだったのが、息子役のアーリーを演じたガブリエル・マン。顔だけ見ると特に好みのタイプじゃないんですが、すご~く色気のある役者さんですね。アーリーは30歳にもなって子供っぽくて、いかにも頭悪そうな彼女と付き合ってて、良くも悪くも純粋で愛おしいキャラなんですが、ものすごく魅力的に演じてました。

『奇跡の歌』の時のエドアルド・バレリーニとちょっとかぶって見えちゃったなぁ。(←彼も本当に色っぽい役者さんなんですよ~。『ディナー・ラッシュ』の方がカッコ良さを堪能できますが。)

それと、チョイ役なんだけれど印象深いのがアーリーの恋人役のフェアルーザ・パーク。おバカな子なんだけど、憎めない愛嬌のあるキャラで、もうめちゃくちゃ可愛い!!公式サイトからダウンロードできる壁紙の中でも、彼女が一人で写っている画が一番お気に入りです。

しいて言えば、ティム・ロスの役どころだけがちょっと物足りなかったかな。もっと話に食い込んでくるのかと思ったんですが、あくまで脇役に徹底していましたね。キャラ自体はかなり個性的で思わせぶりな感じがしただけに、ちょっと残念な感じ…。ティム・ロス好きなんで、もっと活躍してもよかったかな~と思うんですが。

万人に受け入れられて絶賛される映画になるかどうかは別として、個人的にはとても好きだし、何度も繰り返して観たいなぁと思える作品です。

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