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ボンボン

監督:カルロス・ソリン
キャスト:フアン・ビジャガス ワルテル・ドナード ミコル・エステヴェス キタ・カ パスクアル・コンディート クラウディーナ・ファッツィーニ カルロス・ロッシ マリエラ・ディアス ロサ・ヴァルセッキ サビーノ・モラレス ロロ・アンドラーダ
2004 アルゼンチン

■Story

フアン・ビジェガス(フアン・ビジェガス)は20年間勤めたガソリンスタンドをクビになってしまい、仕方なく手彫りの柄のついたナイフを売って生計を立てようとするが、一向にお金にならない。娘の所に身を寄せながら、別の仕事も探している。そんなある日、街道沿いで車が故障した女性を助けた彼は、送り届けた彼女の実家で、お礼として犬を一頭渡されてしまう…

■Review

日本では珍しい、アルゼンチン映画を観てきました。
邦題の『ボンボン』は犬の名前なんですが、原題は"El Perro"で、日本語に訳すと文字通り「犬」。タイトル画面で思わず笑ってしまいましたよ~。

「ラテン版わらしべ長者」という売り文句があったけれど、それは微妙に違うかなぁという印象。長年地道に務めた仕事をクビになり、手作りの木彫りの柄がついたナイフを売り歩くけれど、これがサッパリ売れない。運もお金もない男が、偶然1頭の犬を引き取ったことで、次第に運が開け、人生に対して前向きになっていくというお話です。

ストーリーの大筋には関係ないけれど、冒頭の、工事現場みたいな所で作業者相手に手作りのナイフを売るシーンが、とても印象に残っています。みんな素敵なナイフだって褒めてくれるんだけれど、値段を言うと「とても買えない。そんな金があったらこんな所で働いてない。」って言われちゃう。値段交渉をしている間に作業者達の休憩時間が終わって、結局一本も売れなくて…で、その帰り道に運悪く警官に呼び止められて「ここは私有地だが、許可はとっているのか?」と言われてからのやりとり。結局、ワイロとして商品のナイフを渡してちゃうんだけど、この一連のシーンがすごくリアルで、ちょっと胸が痛くなってしまいました。

おかしかったのは、ガソリンスタンドのくじ引きで当たったガソリンオイルに、おまけでサングラスが付いてくる所。映画の『メン・イン・ブラック』みたいだろ?って皆が口を揃えて言うのが、なんだかかわいい~。

この作品のキャストは、ほとんどが素人だそうです。
だからなのか、みんな自然体で、そこがかえってこの作品の魅力になっている気がします。
特に主人公のフアン!台詞自体は多くないものの、表情がすご~くいいんです。犬を引き取ることになった時の、ちょっと困ったような、なんとも言えない表情とか好きだなぁ。

トレーナー役のワルテルは、調子がよくて短気だけど、憎めない感じのキャラクター。ドッグショーの世界大会を目指そうなんて調子いい事を言ったり、酔っ払った挙句に暴れて捕まったりとか…あ~こういう人いるいる!って思っちゃう。

日々の生活に追われながらも、父親に対してちゃんと愛情を持っている娘とか、この作品に出てくる人間は特別いい人でも悪い人でもなくて、みんな「普通の人」。ストーリー自体は特別ひねりがある訳でもなくて淡々としているけれど、そういう人間の描き方が魅力的。

パタゴニア地方の広大で美しい風景をバックに、車の助手席に犬を乗せて走っているフアンの姿は、なんとも言えず味がありますよ。

☆公式サイトはコチラ



Nyaggy さん、またまたこんにちはー。
エキブロのトラックバック受付がやっと復活したので、よろしければ『ボルベール』の記事などへのTBも送ってくださいませ。
本作のまったり感もとても気に入りました。パタゴニアはあこがれの場所ですー。
【2007/07/12 10:51】 URL | かえる #-[ 編集]
かえるさん、こんにちは~♪
はい、早速TBさせていただきました!
確かに、ゆったりまったりな感じですね~。
辛辣なところも少々あるけれど、和み系でした。
私も、パタゴニアは憧れの土地です。
島国育ちだからか、あの広大なイメージに憧れます。
【2007/07/12 13:11】 URL | Nyaggy #-[ 編集]
Nyaggyさん、こんにちは♪
確かに「ラテン版わらしべ長者」って看板に偽りアリでしたね(笑)
いつも笑ったような困ったような顔をしているファンおじさんがいい味出していました。
映画に登場したのはアルゼンチンの比較的下層にいる人たちなのか、生活のレベルは低そうでしたね。
あの生活ではボンボンのような大型犬を買うのは大変だ~と思いました。
ボンボンのドッグショーの賞金とか種付け料でファンおじさんが少し潤えばいいんだけどな。
犬関係で悪い人に騙されずに余生を送ってほしいな~なんて。
【2007/07/24 09:13】 URL | ミチ #0eCMEFRs[ 編集]
ミチさん、こんにちは。
そうですよね~?
あの煽り文句はちょっとどうかな、と思いました。
映画の中ではあまりダークな部分は描かれてませんでしたが、
実際には、ドッグショーっていろんな利権とか絡んでて
汚そう、というイメージがあります…。
フアンおじさんには、あのままでいて欲しいですね~。
【2007/07/24 22:50】 URL | Nyaggy #-[ 編集]














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原題:EL PERRO製作国:アルゼンチン製作年度:2004年上映時間:97分監督:カルロス・ソリン製作指揮:――原作:――脚本:カルロス・ソリン/サルバドール・ロセッリ/サンティアゴ・カロリ出演:ファン・ビジ スワロが映画を見た【2007/06/23 07:06】
しみじみ、ほのぼの、あったかーい。でも、大人味。20年間働いてきたガソリンスタンドをクビになったフアン・ビジュガスは、手彫りのナイフを売ろうとするがうまくいかず、居候する娘の家で肩身の狭い思いをしていた。大好きなロードムービー、それも舞台はパタゴニア。さえ かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY【2007/07/12 10:49】
映画館にて「ボンボン」アルゼンチン南部のパタゴニアを旅する男と犬の珍道中を優しく見つめるロードムービー。おはなし:長年勤めたガソリンスタンドをクビになったファン(ファン・ビジェガス)は、娘夫婦の家に居候中。ある日、車の故障で立ち往生している女性を助けたこ ミチの雑記帳【2007/07/24 09:08】
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